





本人情報の概要
2~4日
春 · 夏 · 秋 · 冬
エリアによっては車なしで可能
都市 · 文化遺産 · 田舎
アクセスのしやすさは場所により異なる
ゆったりしたペース
全体の紹介
Arras and the Mining Basin
アラスと炭鉱地帯は、北フランスの二つの物語を伝えます。ひとつは地下、もうひとつは地上の物語です。アラスでは、グラン・プラスとプラス・デ・ゼロが、切妻のフランドル風ファサードを並べています。第一次世界大戦の破壊のあと、そのままの姿に再建されたものです。町の地下では、古い白亜の採石場が1917年に数千人の兵士をかくまいました。約20キロ先のランス周辺では、ボタ山、炭鉱住宅群、ルーヴル・ランスが、この土地のもうひとつの記憶を伝えています。2012年に世界遺産に登録されました。
アラスで1日、炭鉱地帯で1日。これがちょうどよいペースです。鐘楼に登り、市庁舎の下のbovesに降りてからウェリントン採石場へ進み、市の立つ日ににぎわう広場で締めくくります。翌日は、ルーヴル・ランス、ルース=アン=ゴエルの双子のボタ山、ノートルダム・ド・ロレットの丘をひと続きに回れます。春と秋の移ろう空がこれらの風景によく合い、夏も穏やかです。
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アラスはパリからTGVで1時間足らず、ランスにも列車が通じています。ボタ山、慰霊施設、美術館をつなぐなら、車か自転車があると何かと楽です。ウェリントン採石場とbovesの地下見学は団体で、時間が決まっています。休暇中は予約を。ボタ山は急な小道で登るので、雨の日は避けたほうがよいでしょう。要点は2日で回れます。

魅力と注意点
魅力
- アラスのグラン・プラスと鐘楼
- ウェリントン採石場
- ルーヴル・ランスとボタ山
選ぶ前に知っておきたいこと
- 地下見学は要予約
- 炭鉱地帯は車が便利
訪れたい場所
夢を膨らませて滞在を計画するためのセレクションです。見どころをすべて網羅したリストではありません。

広場と鐘楼
グラン・プラスとプラス・デ・ゼロ
アラスの二つの広場は隣り合い、アーケードの上にスクロール状の切妻を戴く建物群をなしています。17〜18世紀のフランドルでよく建てられた形です。第一次世界大戦で廃墟となりましたが、そのままの姿に再建されました。プラス・デ・ゼロでは市庁舎が鐘楼を戴き、世界遺産に登録されています。エレベーターと階段で、屋根越しの眺めに上がります。地下のboves(旧白亜採石場)は、ガイド付きで見学できます。

地下の慰霊施設
ウェリントン採石場
アラスの地下20メートル。ニュージーランドの坑道工兵がつないだ古い白亜の採石場には、1917年4月9日の攻勢の前に約24,000人の英国兵がひそんでいました。ヘルメットをかぶっての見学では、落書きや書き込み、日々の暮らしの痕跡が残る坑道をたどり、音声の証言や映像が添えられます。突撃を前にした待機の時間が、具体的に伝わってきます。地下は冷えます。夏でも上着を。

美術館
ルーヴル・ランス
2012年に旧炭鉱の坑口跡地に開館したルーヴル・ランスは、日本の設計事務所SANAAによる、ガラスと磨かれたアルミの低い建物が並び、公園と空を映します。「時間のギャラリー」では、仕切りのない100メートル超のワンルームに、ルーヴルの古代から19世紀までの作品が並び、歩いて巡る年表のようです。このギャラリーは入場無料。2時間を見込み、植林された旧炭鉱地の公園を歩く時間も残しておきましょう。

炭鉱跡と展望
ルース=アン=ゴエルの双子のボタ山
ルース=アン=ゴエルの11/19基地にある二つの黒い円錐は、ヨーロッパで最も高いボタ山のひとつで、炭鉱地帯の象徴になりました。小道が片方の頂上へ通じ、足もとで頁岩がきしみます。頂上からは平野、炭鉱住宅群、ほかのボタ山が見渡せます。ふもとでは、旧坑口の櫓や建物が文化施設になっています。登りは急で風も強いので、雨の日は避けましょう。
役立つヒント
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